Fallout 3には様々な勢力や組織が存在します。プレイヤーはそれに加担したり反抗したり様々な道を歩む事になります。
Brotherhood of Steel(BOS)とは、大戦前にアメリカ政府とアメリカ軍の出資の元できた科学者組織を基盤とした科学信仰組織である。
BOSは主に陸軍士官の子孫、兵士、科学者に分かれており、一部の例外を除いてVaultやEnclaveなどで見られる正常(に近い)な人間で構成されています。
・西海岸
カリフォルニア南部のLost Hills塹壕にBOS本部は位置しており、トップはHigh Elder。
同組織の科学、軍事活動の中心地でもある。
・南西部
・中西部
・東海岸(Capital Wasteland)
第一章 Mariposa
Robert Spindel大佐率いる部隊に所属していたRoger Maxson大尉は1月3日2076年、軍の命令で国家安全保障局内部のWest Tekリサーチセンターにおける実験のモニター任務に就いた。
1月7日2077年、West Tekリサーチセンター移転に伴い、部隊共々新設されたMariposa軍事基地に移動。
同年10月、Maxson大尉はMariposa基地の科学者達が囚人を使いFEVを使用した実験を行っているのを発見する。
基地内のモラルは一気に下がり、悲惨な事に。5日後、Spindel大佐の精神までもが破壊され、遂には自殺してしまう。
ここでMaxson大尉は立ち上がり、リーダーシップを発揮する。
Maxson大尉はこの研究の責任者Robert Andersonを尋問後、処刑。
残った研究者達は間もなく責任者の後に続いた。同月20日、Maxson大尉は研究を制圧したと軍に向かってラジオで宣言。
しかし中国との戦闘激化により、軍からの返事は無かった。
3日後。中国との最終核戦争が始まり、2時間後・・・全てが終わった。
第二章 Exodus
何とか放射能とFEV汚染を食い止め、Mariposa基地は生き延びた。
2日後、調査の為パワーアーマーを着た偵察隊を地上に送出。
彼は基地の周辺に放射能が無い事を報告する。
科学者を基地外に埋めた後、兵士達は施設を封鎖。
武器や医療品などを回収しつつ、政府の為に作られたLost Hills塹壕へ向かった。
後にこの行動はExodusと呼ばれるようになる。
11月。さまよう事数週間、幾多の困難を乗り越え(大尉の嫁の死など)遂に塹壕に到着。
そして彼らはここでBrotherhood of Steel(BOS)を結成した。
第三章 Early years
初期の頃の記録はあまり残っていない。
2134年、Dennis Allen軍曹は次第に力を増して行き、彼率いる隊はWest Tekリサーチセンター跡地の南東(通称:Glow)の探索を希望した。
しかし年長者はこれに反発。その結果Allen軍曹率いる部隊は少しばかりの技術と武器を持ってBOSを離脱した。
その後もBOSは着実に成長していき、Knights(武器の製造、兵士)、Scribes(テクノロジーの管理、記録)、Paladins(Knightsの頂点)の位を制定した。
2135年、創設者であるRoger Maxsonは癌の為にこの世を去り、息子が最高位を継いだ。
第四章 Growing power
2150年代、BOSは基地の周りをほぼ統制し、地域で最も強大な力を持つ組織になっていた。
同じく2150年前後。野族の一つViperはLost Hill塹壕南の付近に拠点を完成させる。
次第にViperは勢力を拡大していき、襲撃も増えていった。
2155年、BOSはいくつかの分隊をViper殲滅の為に送り出し始めた。
これらの戦闘で兵士らは、相手の数がどんなに多くとも鍛錬された兵士とパワーアーマーさえあれば勝てるという事を実感した。
数年に及ぶViperとの戦闘が続く中
BOS創設者の息子Maxonは
度重なる戦闘で野族の凶暴性や高い宗教信仰心を忘れ、
敗走するとばかり思って油断した所に一本の毒矢を受け、そのまま倒れてしまう。
彼の死で、最高位は息子のJohn Maxson(BOS創設者の孫)へと移った。
その後Paladinの位を与えられたRhombusはViper相手に総攻撃を仕掛け、1ヶ月もしないうちに壊滅状態に。
そして、残った野族は北や東の山岳地帯へ逃げていった。
第五章 Super mutant の脅威
それから数年後、BOSは野族より更に強大な敵に直面する事になる・・・。
2161年10月、BOSのパトロール隊が一体のSuper mutantの死体をbadlandsで見つけ、施設の研究所に持ち帰った。
その後長い月日を掛け、同研究所一番の科学者Vreeの手によって検査・研究が行われた結果、無菌であるという結論に達した。
2162年2月、一人の元シェルター生活者がLost Hills塹壕へやって来て、BOSに入れてくれと要望した。
そこで彼に誰も生きて帰って来た者は居ないというWest Tekリサーチセンター跡地(通称:Glow)へ行って来いという課題を出した。
しばらくして彼は消えたPaladin達の遠征の記録が入ったホログラムを手に持って帰ってきたのだった。
こうして彼は数少ない部外者のBOSメンバーとして迎え入れられた。
彼からBOSはMasterの野望について聞いた。
Masterは全ての人類をSuper mutant化する野望を持っていたのだ。
そこで彼とJohn Maxson(創設者の孫)は分隊を率いてMariposaへと攻め込む準備を進め、
Master率いるSuper mutant軍団を打ち破ったのだった。
第六章 その後
John MaxsonとRhombusの死後、Paladin達は世代交代し、新しい年長者になっていった。
Masterの死後、BOSは他のSuper mutant軍団の侵攻から人間を守っていた。
しばらくして、これ以上増殖が望めなくなったSuper mutant達は無人地帯を越えて東の方へ向かっていった。
その後、東海岸のSuper mutantの観測、戦前の高度なテクノロジーの確保の為に軍隊をワシントンDCへ向かわせた。