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#author("2021-05-13T02:18:06+09:00","","")
*FALLOUT.INI [#l623789e]
''FALLOUT.INI''は通常 "マイドキュメント\My Games\Fallout3"以下に作成されます。
ファイルを編集する事でさまざまな設定を変更できます。このページはその情報をまとめたものです。
FALLOUT.INIを除くパフォーマンス向上策については [[パフォーマンス/PC>パフォーマンス/PC]] を参照
&color(red){''FALLOUT.INI''を編集するとシステムが不安定になる恐れがあります(特にパフォーマンス改善)。編集する前に必ずバックアップをとりましょう};
【推奨】
FO3 MOD補完専用再うpろだの管理人、てぽどん氏が簡単にFALLOUT.INIを編集できる''FO3 TweakINI''を提供されています。
FALLOUT.INIをいじる際はこのツールを使用することをオススメします。
-最新版: [[FO3 TweakINI Ver 1.7>http://tepodon.blog.jp/archives/687201.html]] [[(Axfc)>http://www2.axfc.net/uploader/so/3141225]]
-[[FO3 TweakINI Ver 1.6 (4shared)>http://www.4shared.com/file/pogGbrsh/FO3_Twk16.html]]
[[FO3 TweakINI Ver 1.6>http://www.4shared.com/file/pogGbrsh/FO3_Twk16.html]]の機能
-ゲーム一般
--ゴア表現の詳細設定
--EssentialNPCの属性変更
--マップ境界突破設定
-UI
--FOV設定
--pip-boy画面サイズ設定
--ターミナルの画面サイズ設定
--コンソール表示位置
--ウィンドウ表示位置
-グラフィック
--Shader3.0設定
--垂直同期
--雑草設定
--遠景設定
-ハードウェア
--メモリ設定
--HDDキャッシュ
--先読み設定
--CPU設定
-その他
--マウス加速修正
--MOD設定
--顔テクスチャ設定
--Fallout3フォント設定
**目次 [#off19b24]
#contents
*設定ファイルについて [#s2c364cf]
*設定ファイル [#s2c364cf]
設定ファイルにはFALLOUT.INIとFalloutPrefs.iniの二つがありますが、
FalloutPrefs.iniはFalloutLauncherが主に使用し、FALLOUT.INIはオプショナルな設定をする時に使用します
**設定ファイルの位置 [#d5b392f7]
-両INIファイル共に以下のフォルダ内に存在します。
マイドキュメント\My Games\Fallout3
-ゲームフォルダのFallout_default.iniはいじらないでください((マイドキュメント内のiniが存在しない場合、これがコピーされる))。
(もしいじってしまった場合は次のファイルを用いて復旧してください:&ref(Fallout_default.zip);)。
--但しゴア削除する場合はdefaultの方にも追記しなければならないので、そこだけはいじっても良い。
*FALLOUT.INI [#k2e69ab1]
かなりの部分で、同社のリリースしていたTES4:Oblivionと共通するようですので、それの資料をとりあえずは参考にして良いと思います([[ObWikiJP:攻略記事/oblivion.ini]])
他にも以下のアドレスが参考になります
http://www.tweakguides.com/Fallout3_1.html
**ゲーム一般[#n666e50d]
-FOVを広くする
fDefault1stPersonFOV=90.0000 (初期値は55.0000)
-Pip-Boy画面のFOV
-(補足) FOV設定の改善
デフォルトの記述だと fDefault1stPersonFOV が機能しません
そもそも f1stPersonFOV 設定は、武器構え時の視野(武器の映る大きさ)を調整するためのものです。そのため、
fDefault1stPersonFOV を90にすることによって、武器の表示が大きくなりFPS時に非常に邪魔になります
改善するには、Fallout.ini と FalloutPrefs.ini を編集する必要があります
FalloutPrefs.ini に以下を追記 (Generalセクションごと追記します)
[General]
fDefaultFOV=55
Fallout.ini を以下のように編集
[Display]
fDefaultFOV=xx
を削除し、
[Display]
fDefaultWorldFOV=90
を追記し fDefault1stPersonFOV の値を以下に変更
fDefault1stPersonFOV=55
-Pip-Boy画面を小さくする
fPipboy1stPersonFOV=60 (初期値は47.0)
-ターミナル画面を大きくする
fRenderedTerminalFOV=0.10 (初期値は0.15)
-ゴア表現の無効 (血飛沫、身体欠損が完全になくなる)
[General]の下に追記
bDisableAllGore=1
-noclip(オブジェクトすり抜け)の有効化
bDisablePlayerCollision=1(初期値は0)
-コンソールの表示位置調節(場合によっては画面外に飛び出ている事が或る)
iConsoleTextYPos=200
iConsoleTextXPos=940
-ウィンドウの表示位置調整(ウィンドウモード時のみ)
iLocation X=100
iLocation Y=30
画面左上が X=0、Y=0
-Vertical Sync(垂直同期)を無効化
FALLOUT.INIとFalloutPrefs.iniの両方を0にする。FalloutLauncherはFalloutPrefs.iniしか変更しないので、ここだけ手動で
iPresentInterval=0
-マウスが加速する問題の修正(v1.1以降)
[Controls]の下に追記
fForegroundMouseAccelBase=0.0000
fForegroundMouseAccelTop=0.0000
fForegroundMouseBase=1.0000
fForegroundMouseMult=0.0000
**パフォーマンス改善 [#o5bf4a07]
:[Grass]|
-地面に生えてる雑草の数(密度)
数字を大きくすると雑草は少なくなり、数字を小さくすると雑草の数が増える。
FPSに結構効くらしく、140にすると草は相当減るけどFPSはかなりよくなる。パフォーマンスと見た目のバランスで各自調整。
iMinGrassSize=140(初期値は80)
-雑草を非表示
かなりパフォーマンスはよくなるけど、見た目は非現実的
bDrawShaderGrass=0
:メモリ・ロード・マルチスレッド関連|
-RAM上にいくつのセル(隣接するエリア)を読み込むか設定
デフォルトで十分ですが、弄るならuInterior Cell Bufferは出来るだけ小さく(3〜5を推奨)、
uExterior Cell Bufferは(uGridsToLoad + 1)^2がいいようです。
uGridsToLoad=7なら、「7+1^2」でuExterior Cell Buffer=64となります。
uGridsToLoad=7なら、「(7+1)^2」でuExterior Cell Buffer=64となります。
基本的にここの数値を増やすとメモリ使用量が増加し、ロードに時間が掛かるようになります。
また、uGridsToLoadを増加させた後のセーブファイルは、その設定値以下の環境ではロード出来なくなるので注意が必要です。
(Tweak Guides.comではこの項目の数値を増やすとパフォーマンスアップとありますが、あまり正しくありません)
(初期値)
uInterior Cell Buffer=3
uExterior Cell Buffer=36
uGridsToLoad=5
uGridsToLoad=5 ※変更すると危険な項目も参照
-RAMにあらかじめ読み込んでおくデータ量を設定
事前にRAMに読み込んでおくデータを増やすことで、HDDへのアクセス頻度を落としカクツキを抑える
数値を上げすぎると読み込みばかりでパフォーマンスが下がりCTDを起こす原因にもなる。最大でも262144000 (250MB)程度に
初期値は26214400(25MB)
例 搭載メモリ1G
例
PCの搭載メモリが1GBの場合
iPreloadSizeLimit=52428800
搭載メモリ2G〜
PCの搭載メモリ2GBの場合
iPreloadSizeLimit=104857600
-Fast Travel (ファストトラベル)時に不要な範囲のデータをメモリ上から消す
bSelectivePurgeUnusedOnFastTravel=1
-HDDキャッシュを利用する
HDDキャッシュを利用する。環境によってはカクツキが増えたりもするらしいので、使うかは各自判断。
bUseHardDriveCache=1(初期値は0)
-バックグラウンドローディング
カクツキを抑えます
bBackgroundLoadLipFiles=1(初期値は0)
bLoadBackgroundFaceGen=1(初期値は0)
bBackgroundLoadLipFiles=1(初期値は0) ※変更すると危険な項目も参照
bLoadBackgroundFaceGen=1(初期値は0) ※変更すると危険な項目も参照
bBackgroundCellLoads=1
bLoadHelmetsInBackground=1
iBackgroundLoadLoading=1
bBackgroundPathing=1
bBackgroundNavmeshUpdate=1
bCloneModelsInBackground=1(初期値は0)
-マルチスレッド化
マルチコアCPU向けの設定
bUseThreadedBlood=1(初期値は0)
bUseThreadedMorpher=1(初期値は0)
bUseThreadedTempEffects=1
bUseThreadedParticleSystem=1(初期値は0)
bUseThreadedAI=1(初期値は0)
bUseMultiThreadedFaceGen=1
bUseMultiThreadedTrees=1
iNumHavokThreads=5(初期値は1)
-補足:マルチコア関連
使用するコア数を設定。Fallout3が3コア以上に最適化されていないため設定値は2を推奨
[General]の下に追記
屋外、特に室内でフリーズする人は上記のマルチスレッド化と併用を強く推奨
[General]の一番下に追記
iNumHWThreads=2
**変更すると危険な項目 [#y1e564c5]
-bBackgroundLoadLipFiles=0
-bLoadBackgroundFaceGen=0
modや環境によってはNPC(コンパニオン以外ではPoint LookoutのDesmondが発生しやすい)が戦闘後固まってしまうことがある。
Waitもしくはセーブ&ロードで直すことは可能。
-bMultiThreadAudio=0
有効化するとゲーム終了時にFALLOUT3.exeがフリーズする
-bFixFaceNormals=0
有効化するとLoot時にCTD
-uGridsToLoad=5
この設定値はSaveファイルに含まれ、それより低い値を設定して状態でデータをロードするとCTD
//この設定値はSaveファイルに含まれ、それより低い値を設定して状態でデータをロードするとCTD
これを小さな値に設定すると、それより大きな設定の元でプレイしセーブされたデータをロードする時に必ずCTDが発生する。
つまり、一度大きくするとゲームを最初からやり直さない限り再度小さな値に戻すことはできない。
***補足 [#fef572a0]
メモリはグラフィックボードが一部共有する場合があるため、エリアによってはグラフィックボードのほうにメモリを持っていかれてゲームが使うことができるメモリが少なくなる可能性があります。
利用可能メモリが3Gあったとしても、グラフィックボードが1G程度共有していると一時的にせよ実質2Gになるので、あまり搭載メモリだけを基準に上記設定を行うと水辺が現れたときや建物郡が出現したときなどにゲームが落ちる可能性があります。
あまり欲を出さず余裕をもって設定してください。Cell BufferとiPreloadSizeLimitについては、前者をデフォルトのまま後者を倍にするくらいで十分な気がする。
メモリはビデオカードが一部を共有する場合があるため、エリアによってはビデオカードのほうにメモリを持っていかれてゲームが使うことができるメモリが少なくなる場合があります。
利用可能メモリが3GBあったとしても、ビデオカードが1GBほど使用すると、利用可能なメモリ量は一時的に2GBになるので、あまり搭載メモリだけを基準に上記設定を行うと水辺が現れたときや建物郡が出現したときなどにCTDを起こす場合があります。
あまり欲を出さずに余裕をもって設定してください。Cell BufferとiPreloadSizeLimitについては、前者をデフォルトのまま後者を倍にするくらいで十分な気がする。
Ctrl + Fを押すと目的の項目を探しやすいです。
**スクリーンショット [#sc083a6b]
-SScreenShotBaseName=ScreenShot
このイコールの右側に生成するSSの名前を任意に指定することが可能です。
すでに同じファイル名が存在した場合は、後から作られた方で上書きされるのも確認しました。
SSに振られる連番号は、FalloutPrefs.iniに記載されているものが使われます。(詳細は下記参照)
これは余談ですが、ローマ数字 / * /# の機種依存文字や特殊記号などはOSなどのシステム面から見て使わない方が無難だと思います。
*FalloutPrefs.ini [#c9b05688]
-解像度設定
iSize W=1280
iSize H=720
サポートされている解像度 1280x720, 1280x800, 1440x900, 1680x1050, 1920x1080, 1920x1200
-スクリーンショット連番
iScreenShotIndex=1 (初期値はゼロ)
上記のSS名のあとにつけられる連番でSSを1つとるごとに増加していきますが、任意で編集も可能です。