読み物/キャラクタープレイスルー のバックアップ(No.2)

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Bethesda 開発者ブログのキャラクタープレイスルー Edit

ここのNate Purkeypile氏のキャラクタープレイスルーを和訳した物です。いかにもRPGらしい遊び方であり、面白いので転載。
著作権はBethesdaにあります。
スクリーンショットも楽しみたい方は上記のリンクへ。
なお、訳はお粗末なので随時修正を受け付けております。

Copyrights Bethesda Softworks

エドワード ザ カニバル Edit

小銃の扱いと修理に長けていたエドワードは大きくなったら父親に誇りに思われるようなヒーローになりたいと夢見ていた。
そんな彼もウェストランドに出たての頃は、あちこち歩いていろんな物を見て回るだけの平凡な男だった。
が、単に歩き回っているだけで人のためになるようなことは何もしていなかったことが状況を悪化させていた。
グレネードを投げた先にたまたま人がいて意図せず殺傷してしまう事故がしばしば起こり、結果として彼は
悪党として知れ渡り始めてしまったのだ。
自分を荒野のヒーローと考えていた彼は悲しんだ。
彼はひげを綺麗に剃ってさえいればヒーローであり、ひげを生やしているのが悪党だと考えていたのだ。

ある日、人々は彼に征伐隊を差し向けた。
しかし、小銃の扱いに素晴らしい才能を発揮し、また武器の修理にも熟達していた彼である。
そんなことは彼におびただしい武器の山を築き上げさせただけだった。

その結果、怒り狂った人々はこの悪党を火あぶりにすべく、彼の首に多額のCapsをかけた。
これがつらい日々の始まりとなった。
そして彼は決断した。
人々が自分を邪悪だというのなら、自分がどれだけ邪悪になれるか見せつけてやろう、と。
彼は奴隷商人に加わり、ひげを生やし、物を盗むようになった。
彼はもはや人々のヒーローではなくなった。

罪を犯せば犯すほど、それが快感になっていった。
彼は殺した人間から奪い取った物でどんどん富を蓄えていった。
そんなある日、彼は素晴らしい発見をする。
人肉うめぇ!
彼は”シューガーボム”のような物を食べるのは止め、殺した人間一人一人をむさぼり食うようになった。
空腹を満たすためにばかりでなく、ただ殺した相手に対する悪意からでもむさぼり食ったのだった。

人々は時折、彼をいまだにヒーローなのだと勘違いする。
というのは彼がスーパーミュータントのキャンプを襲撃することがあったからだ。
彼はミュータントどもを片っ端から殺害し、囚われていた人は彼を見るなり「あぁ、助けてくれてありがとう!」と
感謝の声を上げる。
彼がミュータントを殺したのは美味しい食事にありつくためだとは夢にも思わずに。

そんなこんなで彼は彼自身のもっとも無謀な想像をもはるかに超えた大金持ちになった。

ウェストランドは彼の才能を大いに発揮できる武器や弾薬に満ちている。
なので彼はそういった物に一銭も金を費やす必要がない。
よって町という町を破壊すれば破壊するほど、金はどんどん増えていったのだ。

かくしてウェストランドは彼を悪党だと決めつけたつけを払うことになったのだった。

ボブ ザ ドランクン ドゥ-グッダー Edit

ボブの父親は泣きわめく赤ん坊のボブをあやすのによくウィスキーを与えていた。
立派な人物でもあった彼の父はボブに礼儀作法も教えたのだが、
どうしようもなく酒にだらしない男になってしまった。
それでも、手近なところに酒の無かったVaultでは大した問題にならなかった。
深刻な問題になったのはウェストランドに踏み出してからだ。
そんなある日、ボブはビールこそ救済の道であることに気がついた。
ビールを飲むほどにハンマーを振るう手に力が入る。
ということは、目に付くビール全てを飲み干し、そのたび毎に悪党どもに
正義の鉄槌をくだすよう運命づけられているのではないか。

戦闘に置いて、ボブは接近戦にのみ頼っていた。
銃を使うには要領が悪すぎたのだ。それでもどうにかこうにか難局を乗り越えてこられた。
時折、戦闘中に力が萎えるのを感じることがあったが、そんなときに備えて常にビールを携帯していた。
飲めばたちまち力が漲り、ボブは再び人々のための英雄として立ち上がることが出来るのだ。
ゆっくりとだが着実に、彼は人々の賞賛を勝ち得、身につける物も良い物がそろってきた。
それでも彼は銃を使いたがらず、あいからわず絶対的に不利な状況で戦闘を続けていた。
ある日、暖かくて申し分のない帽子を見つけ、とても喜んだ。
若くして、頭が禿げ始めていたからだ。
それがひげを生やし始めた理由でもある。
そうやって、彼がいまなお一人前の男であることを見せつけようとしたのである。
収入の大半は大量の治療薬に費やしていたため、彼は決して裕福にはなれなかった。
それでも彼は自分は正しいことをしていると確信しているのであった。


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