拡張 †
ゲームプログラム本体のバグ修正・機能強化により安定を向上させ、その他のMODを使用可能とする拡張を行うMODです。
つまりはゲームデータではなく、実行ファイルに当てるパッチといえます。
Falloutシリーズは進行不能になるようなバグも多いので、初プレイでもこれらのMODとBugFixを適用することをお勧めします。
基本的に他のMODと干渉することはないため、多くのMODで必須/推奨されます。
目次 †
ゲームフォルダ配置 †
ゲームのインストールフォルダに直接配置するため、MOD管理ツールでオフにはできません。
FO3本体を「1.7.0.4」から「1.7.0.3」にダウングレードさせるMOD。FOSEを含む多くのMODが使えるようになる。また、4GBパッチやMOD数、ファイル数の制限バグへの対処も含まれている。
Steam、GOG、Epic Gamesの最新版 FO3 GOTYと無印に対応。
なお1.7.0.4の更新内容は「Games for Windows Live(GfWL)を除去」「安定性とパフォーマンスの向上」で、機能追加などはない。
- 特徴
- FO3本体を「1.7.0.4」(2021/10)から1.7.0.3にダウングレードさせる。これにより、FOSEを含む多くのMODが使えるようになる。
- Games for Windows Live(GfWL)を除去。(xlive.dllが必要なくなる)また、メインメニューのLIVEボタンを消す。
- 4GB(LargeAddressAware, LAA)パッチ
- FOSEがインストールされている場合、Fallout3.exe起動時に自動的に読み込まれるようになる。
- ファイル数とMOD数の制限バグを修正。
- Intelグラフィックの使用時のクラッシュを修正。(Ver.1.1から)
- 導入方法
- もしFO3をインストールしたばかりなら、先にFO3ランチャーをSteam/GOGクライアント経由で起動してINIファイルを生成しておく。
- ファイルを解凍して中身をFO3フォルダに移動。Patcher.exeを起動する。
- -黒いコンソールウインドウに進捗のログが表示される。入力は不要だが、エラーがある場合は表示される。
- 完了すると"Patching completed successfully"と表示されるのでウインドウを閉じる。FOSEなど他のMODの導入ができる。
- あとは好きな方法でゲームを起動させられる。ただし、fose_loader.exeからは起動できない。fose_loader.exe自体を削除しても問題ない。
- 諸注意・トラブルシューティング
- MOD適用後はfose_loader.exeからは起動できない。Fallout3.exeを起動すれば自動的にFOSEがロードされる。
- "Invalid executable"エラーになった場合は、Steam/GOGクライアントから「ファイルの整合性の確認」をする。
- ゲームがクラッシュする場合
- もしFO3をインストールしたばかりなら、先にFO3をSteam/GOGクライアント経由で起動してINIファイルを生成しておく。
- そうでなければ、「マイドキュメント\My Games\Fallout 3」のすべてのiniファイルを削除して起動しなおしてみる。
- Mod Organizer 2(MO2)を使っていてMO2経由でゲームが起動しない場合は、MO2インスタンスをiniファイルを生成させる前に作成しているかもしれない。新しいインスタンスをMO2のインスタンスの項目(左上の"ファイル"の下のボタン)から作成する。あるいは、 "profile-specific ini files"をMO2のプロファイル設定から無効化する。あるいは、iniファイルのコピーの仕方をしっているなら手動で行う。
- FO3本体をクリーンインストールしてみる。
ゲームをSteamからアンインストールして、「マイドキュメント\My Games\Fallout 3」のSavesフォルダ以外のファイルをすべて削除する。ゲームを再インストールする。
- FONVのMOD「Tale of Two Wastelands 3.2」のインストールには使えない。
- 以下のMODは不要
- Large Address Aware Enablerやその他の4GB/LAAパッチ
- FO3 Mod Limit Fixやその他のMOD数制限修正パッチ
- Games for Windows Live Disablerやその他のGfWL関連のMOD
- Intel HD Graphics Bypassやその他のIntelグラフィック関連のMOD(Fallout 3 Windows 10 Fixを含む、このMODと同じ処理をしているため)
- Fallout3のスクリプティングを拡張する。様々なMODで必要とされる。
- すでにv1.2 b2では動作しないMODも多いため、v1.3 b2をインストールする。
- インストールは、fose_1_7.dllファイルをFallout3.exeと同じ階層に入れる
- 上述の通りFallout3「1.7.0.4」ではFOSEが使えないため、FAPを使用する。fose_loader.exeは不要。
- 日本語化に加え、メモリ管理を強化する。詳しくは日本語化を参照。
- Falloutで使われている古いOgg Vorbisライブラリを最新版に置き換えます。
- メモリリーク等の不具合が解消され、長時間プレイ時の安定性が増します。
- Fallout 3でも使用可能です。
- 導入する際は必ず古いファイルのバックアップを取ってください。
推奨 †
エンジンバグの修正など行うため、インストールを強く推奨します。
- JIP LN NVSE PluginのFallout 3への移植版。
- 機能拡張・バグ修正を行う。
- 本来のINIファイルとは別に、FalloutCustom.iniとして独自にINIを管理することでランチャーによる書き換えも防げます。
- 機能拡張・バグ修正に加え、INIファイルの修正により単体でも様々な機能を使える。
- 例えば「Save Manager」を有効にすると、一定時間やイベント発生ごとにオートセーブするように設定できるなど
- Optional filesからStewie Tweaks INIもインストールする必要がある。
- Mod Orgnizer 2を使用しているならば、「Stewie Tweaks INI」など別のMOD名でインストール。ゲーム中で変更した内容も保存される。
- タイマの不具合を修正してカクツキを少なくする。Fallout Stutter RemoverからWindows 10が動作する世代のPCで必要とする機能を抜き出したもので、Fallout 3 Tick Fixを使うときは、Fallout Stutter Removerは利用しない。
ハッシュテーブルの改善機能もあるので、ロースペックPCにはFallout Stutter Removerの方が向いている模様です。
- lStewieAl's Tweaksに内蔵された機能を有効化するなら不要
- ヒープメモリの初期容量を200MBから400MBに増やす。連続した領域にヒープメモリを確保したほうがパフォーマンスが向上する。
- lStewieAl's Tweaksに内蔵された機能を有効化するなら不要
- 体力バーが表示されている敵を攻撃する際にフレームレートが低下するエンジンバグを修正する。
オプション †
ゲームの進行を妨げるバグ修正をするものではありません。使用するMODに応じてインストールすると良いでしょう。
もちろんあらかじめインストールしておくのは構いません。
- CTDを起こすような例外が発生した際に、ゲーム本体に戻れるよう例外を処理して強引にCTDを回避する仕組み。
- 特定のアドレス/オフセットへのアクセス違反例外を処理します。逆にそれ以外のCTDには対処できないとの事。
- 読み込みの失敗などが原因の、発生タイミングが不定期な偶発的CTDの対策に優れる。
- 一方、Modのバグなどが原因の、決まったタイミングで起こるCTDをこのプラグインで強引に回避すると、セーブデータに問題が起きる可能性があるので注意。
- NVSEフォルダーを FOSEにリネームすることでFO3にも対応
- 併用を推奨するMOD製作者が多い一方、反対する人もいる。
- マウスカーソルの二重化や起動時に「応答無し」となる事を防ぐなど、UIの不具合を解消する。解説
- UUF3P作者推奨
- このプラグインは、Fallout 3のmod制限のバグを修正します。 最大で255個のプラグインをロードできます。
- Fallout Anniversary Patcher (FAP)を適用済みなら不要です。